事業内容:障害者支援施設(入所、短期入所、日中一時支援、グループホーム、ケアホーム)
従業員数:80名程度
利用者数:通所も含め150人超
所在地:茨城県
【二重記録の発生】
昼間はデイサービス等で現場の仕事が忙しく、夜になってから業務を記録していました。
【問合せ対応が困難】
現場で業務中に通所予約の電話が来るが、予約状況をすぐに確認できていませんでした。
【情報共有不足】
朝礼の内容を書いてコピーしているため手間がかかっていました。
まず、最初は試験的に利用をするという事情もあり施設側でスマートフォンを購入し配布することが難しかったため、従業員が個人所有するスマホ(Android、iPhone)から利用する形を取りました。
そのため、情報流出を防止するためには、万全のセキュリティ対策が求められましたが、紛失時にも遠隔からアカウントロックするアカウントロック機能や、必ず利用毎にアカウント入力が求められる自動ロック設定、パスワードの桁数などを制限するといったNuAppが持つセキュリティ機能を組み合わせることで、十分なセキュリティ対策が取れているというご判断され利用開始しました。
元々の業務に混乱をきたさないことを優先し、まずは、スマホを所有する数名の従業員から試験利用を開始し、
徐々に利用業務や利用ユーザーを増やしていく計画です。
現場での仕事中にかかってくる、通所予約の問い合わせに対応するためには、スマートフォンからも手軽に予約状況を把握でき、予約登録も素早く簡単に行える必要がありました。
まず、予約状況の確認は、月別の予約一覧機能を使いました。一月分の全予約状況をリスト形式で表示するため、通所の予約を行いたい利用者様からの問い合わせに対して移動中でも素早く空き状況を回答できるようになります。
登録に関しても、一括登録機能を使うことで、ひと月分などまとめて予約をしようとする利用者様からの問い合わせに対しても、スマートフォンから利用日にタッチしていくだけで一気に登録・共有できるようになります。
ピアしらとりでの利用が順調に定着していった次は、同じ社会福祉法人 征峯会が経営する系列施設の特別養護老人ホームへの展開していきたいと考えられていらっしゃいます。特別養護老人ホームでもデイサービスの管理や二重記録などの同様の課題を持っているため高い効果が期待できます。
以上のように、ピアしらとり様では、同業他社と比較しても非常に先進的に、ITの活用に取り組まれており、こうした業務改善を通してよりよいサービスの提供を目指されています。